糖尿病ニュース
2019/06/17

食事パターン「朝型」で血糖コントロールを改善?

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こんにちは。ヘルスナビゲーターのたまきです。

今回は「食事パターン」について、こんな記事をご紹介いたします。

食事を「朝型」にすると糖尿病が改善 血糖コントロールが良好に

2型糖尿病のある人は、朝食のカロリーを高めに調整することで、体重やインスリン量が減り、血糖値コントロールが改善されるという研究が発表されました。みなさまは、どのように日々の食事を調整していますか?

今回は、食事パターンを「朝型」にすることで、どのような効果があるのか、研究内容とともに詳しくお伝えしたいと思います!

食事パターンを「朝型」にして血糖コントロールを改善?

イスラエルのテルアビブ大学では、「できるだけ朝食でカロリーを多めに摂り、昼食は平均的、夕食を少なめにするように調整する、つまり食事パターンを『朝型』にすると、1日の摂取カロリーは同じでも体重が減りやすく、糖尿病患者では必要なインスリン量が減少し、血糖コントロールが改善される」という研究を発表しました。

「食事で気にすることは、どんな食品を食べて、どのくらいカロリーを抑えたか、ということだけでなく、食事を摂る時間と頻度も大きな問題だ」とテルアビブ大学医学部の教授は話しています。

さらに「私たちの体の代謝機能は1日を通して変化していて、たとえ同じ食べ物でも、朝食で摂るか夕食で摂るかによって、グルコース反応が異なる朝食で摂った方が、体重が減りやすく、血糖コントロールが改善される」と指摘しています。

研究チームによって、3ヵ月間、食事パターンを2つに振り分け、1日の摂取カロリーと栄養バランスが同じになるよう食事を調整するという実験が行われました。

(A)朝食のボリュームを増やし、昼食は平均的、夕食は少なめにする
(B)1日の食事を6回に分け、摂取カロリーを均等にする

研究結果として、朝食をしっかり摂ったグループ(A)は体重を平均して5kg減らし、血糖値が減少しました。

・空腹時血糖値:54mg/dL減少
・平均血糖値:29mg/dL減少(最初の2週間)
       38mg/dL減少(3ヵ月後)


睡眠中の平均血糖値も改善され、24mg/dL減少しました。
また、インスリン投与量も減少し、1日の単位量は20.5減少しました。

朝食をしっかり摂ることで活動開始のスイッチに

食事パターンを「朝型」にすることで、食欲を抑えられ、脂肪燃焼量が増加し、体内時計に影響を与えます。食事は、体内時計を調整する因子として働くため、いつ食べたのかということを目安に、運動や休息に適した体内リズムが調整されます。

体内時計は絶食を長時間続けた後の食事によって調整されるので、朝食は体と頭が活動を開始するためのスイッチとなるのです。

同じ量の食事を摂っても、食事の時間によってエネルギー代謝に与える効果は異なるため、朝食を抜く頻度や、夜食・間食の頻度が高い人ほど2型糖尿病や肥満のリスクが高まります。
夕食を摂る時間が遅いと、体内時計が夜型になり、心身の不調を引き起こしかねません。

遅い夕食と朝食抜きは心臓病リスク上昇

朝食を抜き、夕食を就寝直前に摂る人は、心臓発作後で死亡するリスクが上昇するという研究も発表されています。

ブラジルの大学の研究によると、心筋梗塞から退院後30日以内の死亡リスクや再発リスク、狭心症(胸痛)リスクが高まるそうです。

研究チームは、ST上昇型急性心筋梗塞による入院患者を対象に、

(1)週3回以上朝食を抜くか
(2)週3回以上の遅い夕食(就寝前2時間以内)を摂るか


を尋ねた結果、朝食を欠食する人は58%、遅い夕食を摂る人は51%、両方そろっている人は41%となりました。

今回の研究では、夕食時間と就寝時間の間隔が狭いと「夕食が遅い」と定義され、遅い夕食を週3回以上摂っていた人のほとんどは、夕食の時間帯そのものが遅かったようでした。

朝食のカロリーを調整しよう

朝食を抜いて夕食が遅い人は、運動不足や喫煙習慣があるなど、他にも不健康な習慣をもっている可能性が高く、夜遅くまで働く人は、夕食を摂るのも遅くなるため、朝はお腹が空かないという悪循環に陥りやすいです。

夕食から就寝まで、2時間以上の間隔をあけ、朝食のボリュームは多めにすることをお勧めします。1日のカロリー摂取比率からみて、朝食は15~35%を占めるようになります」とミニクッチ氏は話しています。

朝食のカロリーを調整し、生活リズムを整えることで血糖コントロールが改善され、心臓病などのリスクも低下されます。

みなさまもこの機会にご自身の食事パターンを見直してみませんか?
たまきも夜に小腹が空いたとき、ついつい夜食を摂ってしまいがちでしたが、「朝ごはんをしっかり摂って夜は少なめ」にしていきたいです!

 

 

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※引用元:糖尿病ネットワーク
食事を「朝型」にすると糖尿病が改善 血糖コントロールが良好に - 2019年05月07日
https://dm-net.co.jp/calendar/2019/029087.php
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2件のコメントがあります。
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  • 朝に多く食べて半年経過、何故か?
    À1cも上がり学習出来ない自分がようやく食い過ぎに気がつきました、上杉鷹山公のようには凡人にはなれません、夕食もオニギリでしていても食い過ぎだ、これではどんな良い知恵も無駄ですね?植木等さ〜あ、この俺は〜と嘯く俺が恥ずかしい!
  • ついつい夕食を食べ過ぎてしまうので気をつけようと思います!