糖尿病ニュース
2019/03/04

「若返りホルモン」で若々しく?「骨」と「糖尿病」の関係も

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こんにちは。ヘルスナビゲーターのたまきです。

今回は「骨」と「若返りホルモン」について、こんな記事をご紹介いたします。

糖尿病と骨の健康 骨が分泌する「若返りホルモン」は運動で増やせる

健康には運動が欠かせないことはみなさんご存知かと思います。運動をするメリットですぐに思い浮かぶのは、健康的なダイエットや、筋力維持・増加などですよね。前回の記事では「筋トレ」の効果についてもお伝えしました。

実は、運動にはその他にもメリットがあります。最近の研究により、運動することで骨が分泌する「若返りホルモン」が増えることが分かりました。「若返り」と聞くと、とても気になりますよね。ポイントは「骨」です!それでは詳しくご紹介します。

骨が弱くなるのはなぜ?

骨は加齢とともに弱くなります。皮膚や血管の老化と同じように、骨も老化するのです。骨の強さには、骨の量の目安となる「骨密度」と「骨質」が関係しており、骨粗鬆症になると骨密度が低下し、骨質が劣化します。

また高血糖・高血圧・脂質異常症などをそのままにしていると、骨量が低下しやすくなるので早めの治療が必要です。インスリンには骨を作る「骨芽細胞」を増やす作用がありますが、うまく働かない状態にあると、骨芽細胞が不足して骨を作る働きが低下するのだそうです。

他にも、慢性腎臓病によるビタミンD活性化の低下で血液中のカルシウムが不足し、骨からカルシウムが溶け出したり、また女性では、閉経を機に、骨密度を保つ女性ホルモンの分泌量が減少することで骨量が減少しやすくなります。

骨量が多いのは男女とも20歳頃で、40歳の半ばを過ぎるとだんだん落ちていきます。20歳頃に骨量が少ない人は、高齢になるとさらに骨が弱くなるおそれがあるので要注意です。

骨を丈夫に保つには?

骨を丈夫にするために運動は欠かせません。骨には、運動などの負荷をかけると強くなり、負荷をかけないと弱くなるという性質があります。骨を丈夫にするために効果的な運動は、衝撃や負荷の大きい運動です。
 


逆に、寝たきりの状態の人や、無重力で過ごす宇宙飛行士などでは、骨密度が急激に減少します。運動には転倒予防の効果があり、骨折予防のために重要ですが、運動の効果はそれだけではありません。

骨から分泌する「オステオカルシン」で若返り!どんな効果がある?

骨に力をかけると、骨を作る細胞が新しくできるのですが、それだけでなく、「オステオカルシン」というホルモンの分泌も促されることが、岡山大学の研究で明らかになりました。

「オステオカルシン」は、脳・精巣・筋肉・膵臓などに働きかけ、記憶力・筋力・精力などをアップする「若返り物質」として機能していることが分かってきました。また、九州大学の研究によると、「オステオカルシン」は、インスリン分泌および感受性も促し、全身の糖代謝をコントロールするのだそうです。分泌されたインスリンは、骨芽細胞内のインスリン受容体を介して骨吸収を活発にさせます。

「オステオカルシン」により、若さを保つ方法を発見できる可能性があるということですね。

「オステオカルシン」を増やす方法は?

骨は運動や重力などで力が加わると太く丈夫になり、逆に運動不足や微小重力下では細く弱くなる性質があります。骨の継ぎ目(縫合部)を広げるように伸展力を加えると、広がった縫合部を埋めようと骨を作る骨芽細胞が急速に骨を作ります。

岡山大学の研究グループではネズミを使った実験を行った結果、骨に力をかけると、骨を作る骨芽細胞が増えるだけではなく、通常より早いタイミングで「オステオカルシン」を分泌する骨芽細胞があらわれることを発見しました。

「骨」と「運動」の関係性をより深く理解し、運動を欠かさずに骨が弱ることを防ぐことで、若々しく生き続けられる可能性がありそうです。

以前から、運動をしているに人は若々しいイメージを持っていましたが、「若返りホルモン」が実際に存在しているというのは驚きです。今後の研究にもぜひ注目したいですね。

 

 

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※引用元:糖尿病ネットワーク
糖尿病と骨の健康 骨が分泌する「若返りホルモン」は運動で増やせる - 2019年01月29日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2019/028868.php
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