糖尿病ニュース
2019/02/18

糖尿病と「サルコペニア肥満」の合併が危険!ポイントは「タンパク質」と「筋トレ」

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こんにちは。ヘルスナビゲーターのたまきです。

今回は「サルコペニア肥満」について、こんな記事をご紹介いたします。

糖尿病と「サルコペニア肥満」の合併は怖い 筋肉が減ると血糖管理が難しくなる

最近、運動していますか?今年こそ、今月こそ・・・明日こそは!と後回しになっていないでしょうか?新年の抱負で「運動」を掲げたのに実行できていない、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、筋肉が急激に減ってしまう「サルコペニア肥満」についてご紹介します。あまり聞きなれない言葉ですが、特に糖尿病の方にとっては深刻な症状です。改善には「運動」が効果的です!詳しく見ていきましょう。

サルコペニア肥満って?若い人も要注意!

このサイトでもいままでに何度か取り上げていますが、サルコペニアとは、加齢や運動などの影響により筋肉が急激に減ってしまう状態のことです。運動不足で筋肉を使わないと、筋肉は衰えて細くなっていき、寝たきりの原因にもなります。


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そして、筋肉の量が減った状態に、肥満が加わったものを、「サルコペニア肥満」と呼びます。身長・体重は依然と変わらないのに筋肉が著しく減っていることも。。。

「サルコペニア肥満」は65歳以上の高齢者に多いのですが、40歳代の若い人でもサルコペニア予備群の可能性があります。デスクワークや自動車の利用で運動不足になることで、筋肉が著しく減っている場合があるのです。

また若い女性の方で、運動せず食事制限だけでダイエットをしようとしている方はいませんか?脂肪だけでなく筋肉も減ってしまうので注意しましょう!

放っておくと転倒や骨折のリスクも

日本老年医学会が公表した「高齢者肥満症診療ガイドライン2018」でも、「サルコペニア肥満」の重要性が強調されています。

「サルコペニア肥満」の人はサルコペニアだけの人や肥満だけの人に比べ、生活機能の低下・転倒・骨折・死亡の可能性が高くなります。「サルコペニア肥満」の人のリスクは以下です。

・要介護のリスク・・・男性:8.7倍、女性:12.0倍
・転倒のリスク・・・男性:3.3倍、女性:2.1倍(大腿骨近位部の骨折を2.8倍起こしやすい)

 


「サルコペニア肥満」があると、筋肉に脂肪が蓄積し、インスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性が進みます。また、さまざまな要因から身体機能の低下ももたらします。

糖尿病の人の筋肉の減少は深刻

糖尿病の人にとって、筋肉の減少は深刻です。なぜなら、筋肉には血糖値の調整を行う働きがあるからです。食事をすると、血液中の糖が多くなり、糖の一部は脂肪にも蓄えられますが、多くは筋肉にグリコーゲンとして貯められます。筋肉量が減ると、糖を調節する力が低下して血糖値が変動しやすくなるのです。逆に筋肉が増えると、エネルギー消費の増加により高血糖を改善することができます。

サルコペニア肥満を防ぐには?

サルコペニア肥満を防ぐには筋肉が重要であることが分かりましたね。では、筋肉を増やすためのポイントを「食事」と「運動」からお伝えします。

<食事>
食事はタンパク質がポイントです。筋肉を効率よく増やすためには、タンパク質が欠かせません。食事でしっかり摂りましょう。

筋肉が十分にある人が筋肉を維持するためには、高齢者の場合で1日に体重1kgあたりタンパク質1.0~1.2gが目安になります。また、サルコペニアで筋肉を増やす必要がある人は1日に体重1kgあたり1.2~1.5gが必要になります。

ただし、肥満改善のために、食事全体のエネルギー摂取量は医師の指示を守る必要があります。また、腎臓が悪い場合は、タンパク質制限について医師と相談する必要もあります。

そして筋肉にとってもうひとつ大切なのがビタミンDです。体内のカルシウム吸収を促して骨を増強し、筋肉の合成を促す作用があります。ビタミンDは、魚介類・卵・キノコなどに多く含まれていて、日光に当たると体内でも合成されるため、太陽光に当たることも大切です。

<運動>
運動は筋トレがポイントです。1日に6,000~8,000歩を歩き、さらに筋力トレーニングを加えると、筋力増加にとても効果的です。

筋肉量は年齢とともに低下しやすくなりますが、筋力トレーニングを行えば、高齢になっても筋肉を増やすことができます。

肥満の場合は、筋トレと食事療法の両方を行うことで、脂肪量の減少と筋肉の機能を改善できる効果を得られます。特に下半身を中心に筋トレを行うと効率的に筋力をアップできます。継続することが大切なので、普段の生活に取り入れやすい運動を見つけたいですね。
 
いかがでしたか?肥満を改善するためには、食事制限をするだけでは危険ということが分かりましたね。体重が減少しても筋力が減ってしまっては健康的ではありません。たまきは運動を怠りがちなので、無理なく筋トレを取り入れたいと思います!

 

 

▶元記事を読む

※引用元:糖尿病ネットワーク
糖尿病と「サルコペニア肥満」の合併は怖い 筋肉が減ると血糖管理が難しくなる - 2019年01月25日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2019/028860.php
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