糖尿病ニュース
2017/01/30

冬の定番、あの果物が生活習慣病の発症リスクを抑える!

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こんにちは。ヘルスナビゲーターのたまきです。

今回は、冬の定番の果物「みかん」について、こんな記事をご紹介します。

温州ミカンが糖尿病を改善 果物のカロテノイドが老化を防ぐ

冬の光景といえば、雪景色のほかに「コタツでみかん」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私はみかんが大好きで、コタツに入ってみかんを食べるだけではなく、乾燥したみかんの皮を洗濯ネットに入れて、お風呂に浮かべたりもしていたので、冬といえばみかん!というイメージが強いです。

そんな冬の定番、温州ミカンには強力な抗酸化作用がある「β-クリプトキサンチン」や「β-カロテン」といったカロテノイドが豊富に含まれています。さらに、カロテノイドの他にもビタミンやミネラル、水溶性の食物繊維といった 不足しがちな栄養素も含まれる優れものです。

果物には糖質も含まれているので、血糖コントロールを悪化させるといったイメージが強いですが、糖尿病の食事療法でも、適量の果物を食べることが推奨されています。
(1日の指示カロリーが1600kcalの人では、1日80kcal)

中ぐらいの温州ミカン(120g)は炭水化物が14.4gで、カロリーは55kcal。つまり、3個を食べると、ほぼごはん1杯を食べたのと同じだけのカロリーを摂取することになりますので、炭水化物(糖質)の量をコントロールしながら食べる必要があります。

一方で、みかんの袋(房)の部分には食物繊維が多く含まれています。皮が食べられるものはよく水洗いして皮ごと食べ、さらに食物繊維やフラボノイドが豊富に含まれる袋ごと食べるといいそうですよ。漢方ではみかんの皮を乾燥させたものが「陳皮」(ちんぴ)として使われています。

みかんの皮を食べることは少し驚きですね。果物にはたくさんの栄養素が含まれますが、缶詰の果物や、干し果物(ドライフルーツ)は、生のものよりビタミンCも少なく、糖度が高いので糖尿病の方にはおすすめできません。

これまでの研究により、以下のことが発表されています。

・ 温州ミカンには、2型糖尿病や脂質異常症の予防効果がある
・ 温州ミカンに含まれるβ-クリプトキサンチンには強力な抗酸化作用があり、耐糖能が改善される可能性がある
・ β-クリプトキサンチンを多く摂取すると、2型糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の予防に有用である
・ 野菜や果物の摂取が、がんや心臓病など循環器系疾患、動脈硬化症、脂肪肝などの予防に効果的である

がんや心臓病など循環器系疾患、動脈硬化症、脂肪肝などの病気の発症に大きく関わっているのが「酸化ストレス」です。そして、その酸化ストレスを軽減するのが、野菜や果物に多く含まれる黄、橙、赤色などの天然色素である「カロテノイド」です。

代表的なカロテノイドとして、ニンジンやカボチャに多いβ-カロテン、トマトに多いリコペン、緑色野菜に多いルテインなどがあり、カロテノイドの一つである「β-クリプトキサンチン」は日本の温州ミカンに多く含まれています。

農研機構果樹研究所は浜松医科大学、浜松市(旧三ヶ日町)と合同で、カロテノイド色素とさまざまな健康指標との関連を調査しています。

研究チームは、10年間追跡調査を行った910人について、血中カロテノイド値と2型糖尿病などの生活習慣病の発症リスクとの関連について縦断的に解析しました。

血中β-クリプトキサンチン濃度を、低いグループから高いグループまでの3グループに分けて解析した結果、各グループの2型糖尿病、脂質異常症、非アルコール性肝機能異常症(血中高ALT値)の発症リスクは、いずれも血中β-クリプトキサンチンが高濃度のグループが低濃度のグループに比べて有意に低いという結果となりました。

つまり、温州ミカンに含まれるβ-クリプトキサンチンを摂取することで、2型糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを抑えられるということですね。

カリウムやビタミンC、β-カロテンなどが豊富で、風邪の予防や疲労回復などの健康効果がある温州ミカンは、コタツで食べる楽しみだけではなく、うれしい効果も得られるので、適量を意識して冬の間に満喫したいと思うたまきでした。

 

▶元記事を読む

※引用元:糖尿病ネットワーク
温州ミカンが糖尿病を改善 果物のカロテノイドが老化を防ぐ - 2016年12月16日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/026263.php
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