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サンスター提唱 おいしさを感じる口とは?

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“おいしさを感じる口”にする。

糖尿病の人は一般の人に比べて2.6倍歯周病になりやすい と言われています。歯周病は歯を失う原因のトップであり、歯を失うと噛みにくくなるだけでなく、さまざまな損失を招くことに…。これらのメカニズムを正しく理解して、適切な口腔ケアで、いつまでも「おいしい!」と感じられるお口を保ちましょう。

※Diabetes Care. 13 : 836-840. 1990

糖尿病・歯周病の悪化で起こる 負のスパイラル

食事のおいしさが低下。負のスパイラルを招きやすくなる。

糖尿病になると歯周病になる確率が高まり、歯周病が進行すると歯の損失につながりやすくなります。そして、歯を失うと噛む力が弱くなるため、噛みやすい食事を選びがちになり、栄養バランスの偏りから血糖コントロールの悪化という負のスパイラルを招きます。また、歯を失うとおいしさを感じにくくなり、食事がつまらなくなるという、日々の生活にとっても大きな損失となります。

歯を失うと、起こること

炭水化物の摂取が増え、栄養が偏りやすくなる。

残存する歯が少なくなると嚙むことが難しくなり、固さのあるものを避けて、炭水化物などの飲み込みやすいものを選ぶことが多くなります。こうした食事が習慣化すると栄養の偏りを招き、特に食物繊維の摂取が不足しがちになります。

※Community Dent Oral Epidemiol 38: 43‒49. 2010

『食感センサー』まで喪失。「おいしさ」を感じにくくなる。

自分の歯(天然歯)だからこそ感じられる「おいしさ」があることを、ご存知ですか?噛みごたえや歯ごたえなどを感じられるのは、「食感センサー」である歯根膜が刺激を受けているため。歯根膜は天然歯にだけ存在し、歯が抜けると歯根膜も失われてしまうため、二度と戻すことができません。

「食感」はおいしさを実感するための、大事な要因

「おいしい」感覚は味覚だけではない。

おいしさを感じる要因として「舌」による味覚をイメージしやすいですが、実は食感、温度、外観、咀嚼音などの物理的因子が半分以上を占めています。噛むことによって得られる刺激や音も「おいしい」という感覚につながっています。

歯を残すためのオーラルケア

歯周治療で血糖コントロールが改善される例も。まずは進行状況を確認。

歯周病にならない、あるいはなってもすぐに治療するという日々のケアが、糖尿病対策に有効です。

歯ブラシだけでは落とせない。歯間清掃具の併用がおすすめ。

ブラッシングで口の中がさっぱりとした気持ちになっても、実は歯間部の歯周プラークが4割も残っています。歯ブラシだけでは限界があるため、歯間清掃具を使った歯間部のプラーク除去を、習慣化しましょう。歯間ブラシを使ったことがない方には、ハグキへの当たりがやわらかなゴムタイプのソフトピックもおすすめです。

まとめ

食事を楽しむために重要な役割を果たしている「歯」。単にかみ砕くだけでなく「おいしさ」のセンサーとしても機能しているため、まずは自分の歯を適切なケアでしっかりと守ることが大切です。特に糖尿病の方は、歯周病にならないよう、早めの対策が必要です。