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第6回 糖尿病川柳 〜大切な人に伝えよう!糖尿病とつきあう川柳〜
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〇〇の飲み過ぎには要注意!
アルコールとの組み合わせも危険!

2017/12/18

こんにちは。ヘルスナビゲーター兼コミュニティ進行役のたまきです。

今回は「エナジードリンク」について、こんな記事をご紹介いたします。

糖尿病の人に「エナジードリンク」は危険 深刻な健康リスク

みなさんは「エナジードリンク」について、どんなイメージをもっていますか?また、どんな時に飲みますか?

疲れたときや気合を入れたいときなどに飲まれることが多い「エナジードリンク」ですが、飲み過ぎには要注意です。

エナジードリンクを飲み過ぎると、2型糖尿病・血圧上昇・肥満・腎障害などの深刻な健康被害を引き起こすおそれがあり、とくに思春期前の子供や糖尿病の方は危険が高いという研究が発表されました。

実は保証されていないエナジードリンクの安全性

エナジードリンクを販売する企業は、エナジードリンクを健康的なイメージと結び付けて宣伝しており、エネルギーやスタミナ、運動パーフォーマンスや集中力の向上などを印象づけようとしています。

そして、エナジードリンクの市場は世界規模で拡大し続けていて、米国では市場規模が1兆円を超えています。

健康的なイメージと結び付けられているエナジードリンクですが、実はエナジードリンクに含まれる栄養成分には健康に悪影響をもたらす可能性があり、安全性について十分に検証されていないのだそう。

ハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームによって、以下の報告がされています。

エナジードリンクは健康に対する有害性が高く、とくに子供や若年の成人が健康被害を受けるおそれがある
・ 思春期以前の子供に対しては、エナジードリンクの摂取制限を行うべきであり、カフェイン含有量の上限規制も検討する必要がある
・ エナジードリンクの広告宣伝で謳われている内容や、エナジードリンクの副作用について、検討する必要がある

エナジードリンクには何が入っているの?

エナジードリンクの多くは、清涼飲料水にカフェイン・ビタミン・アミノ酸などが入った炭酸飲料であり、とくに糖分カフェインが多く含まれています。

このエナジードリンクに多く含まれるカフェインについて、欧州食品安全機関(EFSA)は、「成人では1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべき」としています。

日本で売られているエナジードリンクには、1本あたり100~200mg程度のカフェインが入っています。しかし、中には1缶(200mL)あたり680mgものカフェインが入っているものもあり、これは通常のコーヒーの8倍以上です。

つまり、エナジードリンクを1日に2本飲むと推奨されている1日のカフェインの摂取量を超えてしまい、中には1缶でも推奨摂取量を大幅に超えてしまうものもあるということですね。

カフェインの摂り過ぎによる副作用とは?

では、カフェインを摂りすぎると、どのようなことが起こるのでしょうか?

カフェインには、
・ 眠気や疲労を抑え、運動機能を高める
・ 疲労感を抑え、活動性を増大させる
・ 心臓の筋肉に作用し、収縮力・拍出量を増加させる
・ 腎臓の血管を拡張させ、腎臓への血流量を増やし尿の生成を促す
といった作用があります。

そのためカフェインを大量に摂取すると、
不眠症神経症心拍数の増加血圧の上昇不整脈腎障害
などが引き起こされるおそれがあります。

また、エナジードリンクとアルコールを一緒に飲むと、エナジードリンクの作用によってアルコールによる酩酊感が隠されてしまいます。その結果、より多くのアルコールを無意識に飲んでしまい、アルコールの急性中毒を引き起こすおそれがあります。

エナジードリンクは急性作用リスクを高める

カナダのカルガリー大学によって、エナジードリンクの過剰な摂取が2型糖尿病の発症リスクを高めることもわかっています。

研究チームは、若年者20人を以下の2つのグループに分けて、摂取後40分に経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を実施。血糖値およびインスリン抵抗性のデータを解析しました。

(1)カフェインを含むエナジードリンクを摂取するグループ
(2)カフェインを含まない飲み物を摂取するグループ

その結果、(1)カフェインを含むエナジードリンクを摂取したグループでは、(2)のカフェイン抜きの群に比べて血糖値が24.6%、インスリン値が26.4%上昇しました。

この結果から、カフェインを過剰に摂ると、アドレナリンなどの血糖値を高めるホルモン分泌が促され、インスリンの機能が妨げられると考えられます。つまり、過剰なカフェイン摂取はインスリン抵抗性を引き起こすということですね。

カフェインは体内で4~6時間はたらくため、血糖値とインスリン値の上昇はかなりの時間続くことになります。

研究者は、「過剰なカフェインの摂取が、中枢神経系の刺激によるめまいや心拍数の増加、興奮、不眠症などの急性作用をもたらすことがあります。特に若年者の飲み過ぎには注意が必要」と指摘しています。

エナジードリンクの中にはコーヒーの8倍ものカフェインを含むものもあるとは、驚きですよね。また、エナジードリンクはカフェインだけでなく、糖分を多く含み、高カロリーのものが多いというところも注意が必要です。
身近な飲み物ですので、とくに飲み過ぎやアルコールとの同時摂取には気をつけようと思うたまきでした。

さて、今回のニュースを読んで、みなさんはどのようにお考えになったでしょうか。この記事をうけて以下のアンケートを実施していますので、ご投票ください。

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