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認知症の30%以上が予防できる!?
9つの生活習慣をチェックしよう!

2017/10/16

こんにちは。ヘルスナビゲーター兼コミュニティ進行役のたまきです。

今回は「認知症予防」について、こんな記事をご紹介いたします。

認知症の3分の1は予防できる
予防するための4つの生活スタイル

近年、認知症の患者数は世界規模で増加しており、世界ではおよそ4,700万人が認知症を発症しています。そして、認知症の患者数はまだまだ増え、2050年には1億1,500万人にのぼると予想されています。この認知症の急激な増加の要因として、生活スタイルの変化が挙げられます。

誰もが認知症になる可能性がある

認知症が増えている背景には、
食生活の欧米化
● 自動車の普及に伴う運動量の減少
● 核家族化による対話の喪失
● 社会的な交流の減少
などの不健康な生活スタイルがあります。

これまでは、高齢になると認知症の発症率が上昇すると考えられていましたが、今では誰しもが将来認知症になる可能性があるといわれるほど、認知症が増えています。

認知症とアルツハイマー病の3分の1は予防できる

認知症は不健康な生活スタイルによって発症する可能性が高まる反面、日々の生活を見直し、改善することで予防することができます。そのためには認知症を予防するための正しい知識をもち、生活スタイルを健康的なものに変えていくことが大切です。

認知症の専門家らによって行われた研究により、以下の9つの生活スタイルが認知症を発症する原因の35%を占めることがわかりました。これらを意識することで、認知症予防効果を期待できます。

■認知症を予防する 9つの生活スタイル
・ 若いころから認知症について教育をうける(知識をもつ)
・ 適度な運動・身体活動を行う
禁煙する
聴覚障害(難聴)を予防/治療する
高血圧を予防/治療する
肥満を予防/治療する
うつ病を予防/治療する
糖尿病を予防/治療する
社会的な交流を行う

若い頃から認知症についての早期教育を行い、中年期以降の高血圧・肥満・難聴を治療することで、認知症の発症率を20%低下させることができます。

また、高齢期になって、上記のことに追加して、禁煙、うつ病や糖尿病の治療、運動不足の解消を実行することによって、認知症の発症率をさらに15%低下することができます。

また、フロリダアトランティック大学の研究では、9つの要因(糖尿病、高血圧、腎臓病、高コレステロール、冠状動脈性心疾患、うつ病、運動不足、不健康な食生活、飲酒と喫煙)を改善することでアルツハイマー病発症の30%を予防できると報告されています。

これら9つの生活スタイルはアルツハイマー病発症リスクの50%以上に関わっており、研究を行ったジェームス・ガルビン教授は「アルツハイマー病を発症する人と、発症しない人とでは、何が違うのかはっきりとは分かっていません。しかし、生活スタイルを改善し、糖尿病や高血圧などの慢性疾患を治療することで、アルツハイマー病の多くを防ぐことができます」と、話しています。

認知症「予備群」の半数は正常に戻せる

認知症は糖尿病などと同様に、発症する前に「予備群」の段階があります。「軽度認知障害(MCI)」は、記憶力や注意力などの認知機能は低下していますが、日常生活には大きな支障が出ていない、認知症予備群の状態を指します。日本にはMCIに該当する人は400万人いると推計されています。

日本の国立長寿医療研究センターが、MCIと診断された人を4年間追跡調査する研究を行ったところ、14%が認知症に進んだ一方、46%は正常に戻るという結果が得られました。

また、糖尿病や脳卒中、うつ傾向、身体活動の低下などが認知症のリスク要因ですが、食事のバランスが良く、活動的で運動習慣のある人ではリスクを減らせる可能性が高いとされています。

認知症を予防するための4つの生活スタイル

アルツハイマー病協会は認知症を予防するために、下記の生活スタイルを実行することを勧めています。

社会的な交流を保つ
社会生活の場で他人と交流したり、集団に参加することで、神経細胞のネットワークを強化できると考えられています。さらに、社会と関わることで孤立を防ぐこともできます。

脳を刺激する活動を行う
クロスワードパズル、芸術品や工芸品の制作、講演の聴講、音楽鑑賞などには、アルツハイマー病を予防する効果があります。

運動をする
運動や身体活動を行うことで、アルツハイマー病の発症リスクを減らすことができます。効果は種類や強度に応じて異なりますが、最大で65%まで軽減するのに役立つのだそう。また運動は、動脈硬化や呼吸機能を改善したり、血管疾患のリスクを低下させる効果もあります。

栄養バランスの良い食事をとる
栄養バランスのとれた食生活を続けることによって、アルツハイマー病の30%を予防できるという報告があります。新鮮な果物や野菜、精製されていない全粒穀物、脂肪分の少ない良質なたんぱく質を積極的に摂り、ファストフードや加工食品を減らすことが大切です。

様々な予防策がありましたが、どれも認知症だけでなく、様々な生活習慣病の予防と関わるものばかりですね。これらのことに気をつけることで、認知症の3分の1も予防できるのであれば、まずはできそうなところから意識して、認知症予防をしようなと思うたまきでした。

みなさんは今回のニュースを読み、どのようにお考えになりましたか?すでに認知症の対策を行っています!という方はぜひアンケートにて、たまきに教えてください♪

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