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騙されないで! 検診では正常でも、実は高血圧?!

2017/05/15

こんにちは。ヘルスナビゲーター兼コミュニティ進行役のたまきです。

今回は「血圧と仮面高血圧」についてこんな記事をご紹介いたします。

家庭血圧測定で「仮面高血圧」を発見 血圧を測るメリットは大きい

みなさんは「仮面高血圧」という言葉をご存知ですか? 「仮面高血圧」とは、血圧を診察室や健診で測ると基準内で正常なのに、家庭で測ると基準値を超え高血圧であることを指します。高血圧が、「正常」という仮面を被って隠れている、というわけですね。

高血圧の多くは、自覚症状がなく、気が付かないうちに症状が進行するため、「サイレント・キラー」と呼ばれています。「仮面高血圧」もサイレント・キラーの1つであり、「仮面高血圧」の人が脳卒中や心筋梗塞などの病気を起こす可能性は、一般的な高血圧の人と変わらない、ということが明らかになっています。

しかも米国で約900名を対象に行われた調査では、診察室で測定した血圧が正常値であった参加者のうち、約16%が「仮面高血圧」状態であったことも明らかになっており、「仮面高血圧」は無視できない存在です。

仮面高血圧を発見しよう

そんな仮面高血圧を、どのように発見すればよいのでしょうか。信頼性が高い方法として、家庭血圧測定があげられます。

まず押さえておきたいことは、「血圧は常に変動している」ということです。血圧の変動を実感し、思いがけない時間帯の高血圧を発見するために、家庭で血圧を測りましょう。

推奨されている測定タイミングは、「朝晩、少なくとも1度の測定」です。具体的には、朝は起床して1時間以内、夜は就寝前に測ることが勧められています。できれば、トイレの後、朝食前、服薬前にも測りましょう。

家庭血圧では、最高血圧(収縮期血圧)が135mmHg以上、または最低血圧(拡張期血圧)が85mmHg以上である場合に、高血圧が疑われます。これらの基準は診察室で測定した時の基準である、140mmHg以上/90mmHg以上よりそれぞれ5mmHg低い値です。

家庭血圧が週に1回程度基準値を超えるようなときは心配いりませんが、週平均が基準値を超える、日によって血圧が激しく変動する、朝晩の差が大きい場合などは、医師に伝えましょう。

大切なことは、同じ状態、同じ方法で測り、測定を続けることです。週数回でも継続し、測定した値は必ず記録しましょう。診察時に主治医に見せると、より適切な治療を受けられるようになります。

夜間高血圧にも気をつけよう

「仮面高血圧」の中には「夜間高血圧」と呼ばれるものがあります。血圧は、一般的に夜間睡眠中に低下し、起床後に緩やかに上昇します。しかし、「夜間高血圧」では、睡眠中でも血圧が低下せず、早朝まで持続します。

夜間高血圧は、慢性腎臓病・糖尿病・心不全・睡眠時無呼吸症候群などがあると起こりやすく、動脈硬化、脳卒中や心筋梗塞などの病気の発症リスクを高めるため、治療が必要です。

睡眠中の血圧は、朝や寝る前の血圧測定だけでは分からないため、24時間の血圧測定をする必要があります。このような時は、血圧を1日中連続して測定できる「携帯型自動血圧計」(ABPM)を用います。

携帯型自動血圧計を24時間装着したままふだんどおりの仕事や家事・睡眠を行うことで、血圧を自動で測定できます。

24時間血圧測定は、血圧の変動パターンなど、細かな点まで明らかにできるので、的確な治療方針をたてるうえでの有用な方法といえます。気になる人は医師に相談してみましょう。

家庭で測る血圧は信頼性が高い!

以上、仮面高血圧についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。健康診断で問題が無いといわれて、安心するのは当然のこと。でも、実は高血圧という可能性があるわけですね。

記事中では米国の調査結果をご紹介しましたが、国内の研究でも「家庭で測る血圧は信頼性が高い」ということが確かめられています。「仮面高血圧」にだまされないために、ご家庭での血圧測定を習慣化しましょう!

以上、たまきでした。

さて、今回のニュースを読んで、みなさんはどのようにお考えになったでしょうか。この記事をうけて以下のアンケートを実施していますので、ご投票ください。

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