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医療費の節約にも! 「7つの生活習慣」で健康を維持しよう!

2017/04/24

こんにちは。ヘルスナビゲーター兼コミュニティ進行役のたまきです。

今回は「予防(健康習慣)と医療費の関係」についてこんな記事をご紹介いたします。

心臓病や脳卒中を予防する「7つの簡単な方法」医療費も削減

米国心臓病学会(AHA)が心臓病や脳卒中を予防するために推奨している「7つの生活習慣」(ライフ シンプル 7)の多くの項目を実行している患者は、心臓病や脳卒中の発症リスクが減少し、医療費も削減できるという調査結果が発表されました。

「7つの生活習慣」(ライフ シンプル 7)の項目とは?

「7つの生活習慣」はさまざまな疫学研究の結果に基づき作成されたものです。
1.血糖値を下げる
2.血圧を管理する
3.コレステロールを管理する
4.運動をする
5.健康的な食事を摂る
6.標準体重を維持する
7.たばこを吸わない

「7つの生活習慣」は医療費の削減に繋がる!

これらの「7つの生活習慣」の実施状況と医療費の関係について、米国のアラバマ大学などの研究チームが研究結果を発表しました。

研究チームは、米国の健康保険「メディケア」に加入している65歳以上の男女約6,200人を対象とし、調査を行いました。その結果、「7つの生活習慣」のうち5~7項目を実行している人は全体の6.4%であり、これらの人は、心臓病の外来診療と入院診療を受ける割合が低いことが判明しました。一方、実行項目数の少ない人は、低所得者層に多く見られました。

さらに、5~7項目を実行している人は、年間の医療費を平均57万円(5,016ドル)削減できることも明らかになりました。「メディケア」の全加入者が「7つの生活習慣」を実施した場合、控えめに見積もっても4兆7,000億円(410億ドル)以上の医療費を削減できるのだそう。驚きの金額ですね。

医療制度が異なるので、削減できる医療費をそのまま日本に置き換えることはできませんが、「7つの生活習慣」を実施すれば、心臓病や脳卒中の発症リスクが減少し、医療費も削減できる。まさしく“一石二鳥”ですね。それぞれの項目を詳しくご紹介します。

1.血糖値を下げる

糖尿病の人が、高血糖状態を放置していると、心臓病や脳卒中の危険性は4倍以上に高まりますが、うまく血糖コントロールをすることで、これらの合併症を防げます。また、過食や運動不足により肥満になるとインスリンの働きが阻害され、インスリン抵抗性になりやすくなり、その結果食後に上がった血糖値が下がりにくくなってしまいます。

糖尿病は食事や運動の影響を受けやすい病気です。生活習慣を少しずつでも改善し、医師から処方された薬をしっかり飲むことが重要です。

2.血圧を管理する

高血圧はもっとも多い病気であり、「20歳以上の3人に1人以上が高血圧である一方、うち20%の人が自分が高血圧であることを知らない」という調査結果があります。自覚症状があまりないため、定期的な検査が重要です。家庭用血圧計を購入して、朝と夜寝る前に血圧を測ってみましょう。

健康な体重を維持すること・塩分の摂取量を減らすこと・医師に処方してもらった薬をきちんと飲むことが大切です。

3.コレステロールを管理する

コレステロールの異常は、死因の上位を占める狭心症・心筋梗塞などの心臓病や、脳出血・脳梗塞などの脳卒中の原因となります。運動を習慣化し、食生活を改善すれば、コレステロール値を改善できます。

動物性脂質を多く摂ると、食後に血液中の中性脂肪が異常に増えやすく、心臓病や脳卒中の原因となります。加工肉などの動物性の食品を控える・低脂肪の乳製品や体に良い植物油を選ぶなどし、適切な食事、適度な運動でコントロールすることが重要です。

コレステロール値が高い場合は薬物療法が必要です。気になる方は医師に相談しましょう。

4.運動をする

運動習慣を続けると、血糖値・血圧値が下がり、善玉のHDLコレステロールが増え、骨が丈夫になり骨粗鬆症の予防になるだけでなく、がんの発症リスクも下げられます。また、ストレス解消にもつながり、夜はよく眠れるようになるそうです。

長時間座ったまま過ごすことは健康に悪影響をもたらしますが、ウォーキングは、どんな薬よりも費用対効果の優れる治療法です。ウォーキングなどの運動を、1日30分、週に5日以上、合計2.5時間行うのが目標です。1回10分の運動を3回に分けて行っても効果があります。

5.健康的な食事を摂る

健康的な食事を続けると、体重や血圧値、血糖値、コレステロール値などを改善できます。食べ過ぎないよう、必要な栄養素をバランス良く摂ることが大切です。そのために、1日3食をしっかりと食べ、野菜や果物、海藻、大豆食品、魚類などを増やすことが勧められています。

野菜を1日に4皿以上、魚を週に2回以上食べることを目指しましょう。ごはんやパンは、玄米や雑穀、全粒粉を選び、食物繊維の摂取量を増やして、体重コントロールにも役立てましょう。飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、塩分、動物性食品、高カロリーのお菓子・清涼飲料は、制限しましょう。

6.標準体重を維持する

肥満は体にとって異常な状態であり、特に内臓脂肪が一定以上に多くなると心臓の負担が増えます。そこに脂質異常や、高血圧、高血糖などが重なると、心臓の負担はさらに増えますが、体重を減らすことで、これらの値が改善することは多くあります。

体重を減らすためには、まず1日の食事で必要なカロリーを確かめ、それを超えないようにすること、そしてウォーキングなどの運動を続けることが大切です。食べすぎを防ぐには、朝晩の体重計測が効果的です。体重が大きく変化する場合は、食生活に何か問題点がないか、振り返り改善しましょう。

7.たばこを吸わない

喫煙は心臓病や脳卒中だけでなく、がんや、慢性肺疾患、呼吸器疾患などの発症率を高めます。たばこをやめるだけでこれらの病気のリスクを減らせます。たばこを吸う人はいますぐに禁煙しましょう。そうすることで、数年で心臓病や脳卒中の発症リスクを、非喫煙者と同程度に下げられます。

健康のために、はじめよう!

……「7つの生活習慣」をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。7つの中には、『そうはいっても、これはなかなか改善できないんだよな……』というものがあったかもしれませんね。

研究結果でも、5~7項目を実行している人は全体の6.4%と少数でしたが、どれも健康のためにぜひ心がけたい項目です。まずはできることから始めてほしいなと思うたまきでした。

さて、今回のニュースを読んで、みなさんはどのようにお考えになったでしょうか。この記事をうけて以下のアンケートを実施していますので、ご投票ください。

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