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寿命を約10年伸ばせる!? 体重と死亡リスクの関係を知ろう!

2017/03/27

こんにちは。ヘルスナビゲーター兼コミュニティ進行役のたまきです。

今回は「肥満と死亡リスク」についてこんな記事をご紹介いたします。

肥満はやはり寿命を縮める
BMIが5増えると死亡リスクは31%上昇

皆さんは現在のご自身の体重をご存知ですか?
中には「『少しぐらい太っていたほうが長生きできる』と聞いたことがあるから、少し重いけど大丈夫」という
考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「肥満は明らかに不健康な状態である」ことが世界的な研究結果で判明しました。

今回ご紹介するこの研究は、米国のハーバード公衆衛生大学院と、英国のケンブリッジ大学が中心となり、
世界中の300以上の研究機関が参加した大規模なものです。
研究チームは、1970~2015年に行われた239件の大規模疫学調査から、
アジア、欧州、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの32カ国・約395万人を
約14年間追跡したデータを調査しました。

そして調査の結果、
重度の肥満の人では寿命が約10年短くなり、2人に1人は70歳より前に死亡する恐れがある」ことが
明らかになりました。
約10年も短くなるなんて驚きですね。
……研究では、肥満と死亡リスクの関係について、BMI(体格指数)を用いて調べられています。
世界保健機関(WHO)は、このBMIが25以上を「過体重」、30以上を「肥満」と定めています。

なお、日本肥満学会は、日本人を対象に、BMIが25以上を「肥満」と定めています。
世界保健機関とは「肥満」を示すBMIの値が異なりますね。
これは、日本人はBMIが25を超えると2型糖尿病や循環器疾患のリスクなどが高くなり、
内臓脂肪が増えていく傾向がみられる
ためです。
日本において、肥満は特に40歳以上でこの20年間増え続けており、
20~60歳代の男性の28.7%、女性の21.3%が肥満なのだそう。(厚生労働省の調査より)

肥満とBMIについてご理解いただけましたでしょうか。それでは、研究結果を詳しく見てみましょう。
============================
・ 「標準体重」(BMI22.5~25):死亡リスクがもっとも低い
・ 「過体重」(BMI25~30):BMI25~27.5で7%、27.5~30で20%死亡リスクが上昇。
・ 「肥満(1度)」(BMI30~35):45%死亡リスクが上昇。
・ 「肥満(2度)」(BMI35~40):94%死亡リスクが上昇。
・ 「肥満(3度)」(BMI40以上):300%死亡リスクが上昇。
============================

つまり、BMI25以上では、BMIが5上昇すると、死亡リスクが31%上昇するということですね。
また、喫煙者は非喫煙者に比べてBMIが低い傾向にはあるものの、
喫煙習慣があると死亡リスクが大幅に上昇するということもわかったそうです。
肥満は、高血圧・高血糖・脂質異常症などの生活習慣病を引き起こし、
最終的には、脳卒中や心筋梗塞などで命を落とす危険性を高めます。
健康を維持するためには、肥満を解消して、標準体重を維持することが重要です。

研究では、「痩せすぎも死亡リスクが高まること」や、
少し太っているほうが長生きできる、という結果はみられないこと」にも触れられています。
重要なのは、死亡リスクがもっとも低いとされる標準体重を維持すること、ですね。
さて皆さんは、自分のBMIを把握されていますか?
サイトでは、BMIが簡単にわかる「あなたの肥満度を教えてくれる!肥満度チェッカー」を提供しています。
体重管理のためにも、チェックしてみてくださいね。
以上、たまきでした。

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